最寄り駅から歩いてすぐのところに林道の入口が開けていた。
今回はここを歩いた先に目的地がある。では。
道の際に石壁。私の先をハイキングの集団が歩いていた。
いい道。似たような写真を鬼怒川の林道で撮ったような気がする。
この林道はあるところで二叉に別れる。
片方は観音様の祀られるお堂へ。この道には入口から幟が立っているがもう一方には何も無く。
じゃあ何も無い方だわな(即断)。
暫く歩いた先の路傍。
雰囲気ヤッバ。
道が別れたところから薄々感じてはいたが、道が明らかに廃道化してきている。そのさ中に廃車。なんというか、いいぞ。
シートに小さな植生ができていた。
ていうか道が怪しくなってきた(矢印の方向)。
また少し歩いた先のゲート。この先に目的地があるのを示してくれる。ところで道はいずこへ。
着いた。
結局着けば正解みたいなところはある。気がする。それにしたって大きいタンク。
近くに寄ってみた。いや大きいぞ……。
ちなみに上の写真を撮っている時の足元、木のそばに穴が空いていた。
覗いてみるとこんな様子。テンション上げるのもいいが気をつけねば。
斜面を回りタンクの上へ。
この工場の機構部が見えてきた。
斜面と機構部とは金属の橋で繋がっている。
不安だ。渡ったけど。
渡った先には地面に繋がる階段。これを降りる気にはなれなかった。
そそくさと工場の端っこへ。所々足場の金属が浮きやがる。
手すりも錆ついている。
三つあるタンクの内部それぞれ。怖ぇ怖ぇ言いながら撮っていた。
さて、屋根などはもう骨組みだけが残るこの物件だが、足場側から見て左のタンクの上にイカついものが残っている。
こいつは一体何なのか。
奥にものを滑らす斜面が設けられていて、この機構の中に落ちるようだ。ところで。
出来る限り寄った写真。
赤い矢印の先に、非常に分かりにくいのだが黒いロール状のものが置いてある。
おそらくこれはコンベアに付随するベルトだろう。何処からか物を運んできて、この機構に落とし込んだのだ。
通路にも同じものが残っている。
であるならば、タンクにそれぞれ物を移す機構なのだろうか。などと考えてみたが、この記事では答えは明かされない。
というか私も答えを知らない。なんだよこれ。
……
………
…………
上のように終わっては糞ブログになってしまうのでいくらか情報を追加していこうと思う。
先程までいた通路の反対側。看板が設置されているがここに当物件の名前が記されている。
「鋼管鉱業武蔵野鉱業」
との事。
鋼管鉱業というのは、2004年に川鉄鉱業と合併し現在JFEミネラルとして活動している会社である。
[JFEミネラル株式会社ホームページより引用]
そしてJFEミネラルはこの工場と同じ「武蔵野鉱業」を名前に待つ施設を持っていた。
それがこの界隈に名高いこいつ
の麓にあるこの施設。
今はもう基礎しか残っていない施設。
まぁ同じ名前なんだから関連性とかあるのでは、との考えでいつつ調べていたらなんとびっくり。
なんと上の写真の施設と今回の廃工場の間に索道が架かっていたというのだ!!
(情報の出典は次の記事に載せますごめんなさい)
これは痕跡を探さねばなるまい。
という事で今から探索の計画を練る。実行に移すのもこう、なるべく早く行ければいいなーって感じで…………。
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この先数ヶ月が忙しい事に気づいた顔をしている。