Q.なんでフロントまで入れた1Fの探索を前半に纏めなかったの?
A.こっちの内容がスカスカになるから
フロント。誰も立たないフロントってなんかさみしいよね。
営業していた当時の様相。
オルガンの鍵盤を1つ弾いてみると、しっかりと音が鳴った。
正直ならないと思っていたからびっくりした。
オルガンの横には本が数冊と小便小僧の写真。
お土産コーナー。さすがに商品は残っていなかった。
フロントから大広間に向かう道中、事務室があった。やはりホテルで残留物を探すならこの類の部屋が1番見つかりやすい。
古いパソコン。形式に詳しければ楽しかったのだろうが。
隣接してこのような部屋もあった。従業員の控え室?
ベッドも設置。
大広間へ向かう。途中の通路。
なんの骨?
扉を開けると一気に明るくなった。
そして歓迎という看板、大広間だ。
広い。
めっちゃ広い。しかし広いだけで何も無い。
より空虚か。いや大広間だなのだから残留物を期待する方が間違いか。
大広間ステージの袖に和太鼓が残っていた。
しかし暗い。
ここから2階以降、客室を見て回ったのだが如何せん流し見であったのでいよいよ添える文章がない。写真を並べていこう。
………………!?
二部屋ぶんしか写真が見当たらない。
確かに客室を撮った記憶は薄いが、そうかそんなに撮っていなかったか。
その割には有料チャンネルの出演者表は撮っていた。お前…
階をまたぐ階段。崩壊が酷い。
この写真の右下、繁殖した苔。
6階の廊下から外を見る。先程探索した浴場エリアが見下ろせた。
階段を登り上がり、最上階は7階、フロアガイドにはスカイラウンジと書いてある階。
なるほど確かに
ラウンジである(?)
当時は景観も良かったのだろうが、いや今も変わらないのだがーー
なにせ雨漏りが酷い。写真を見ても床が濡れに濡れている事が分かるだろう。つまるところ窓際まで行きたくなかったのである。7階で床踏み抜いたらシャレにならないし。
雨は降らずとも水滴が落ち続ける。
スカイラウンジの入口に消化器が撒いてあった。DQNの侵食は止まらない。
ところで。
今一度フロアガイドを見返してみると、スカイラウンジの上にも何かがあった形跡がある。
8階へ進む。そこにあったのはーー
風呂だ!
ライオンの顔からお湯がでる風呂だ!
そこまで感動するものでも無いな。
ラウンジのと同じ椅子が積み上げられているから、ここはホテル閉業より先にその運用を止め、最後は物置として使われたのだろう。
洗面台も当時のままに。
この風呂から更に上階、これはもはや屋上だが。
水を湛えた屋上。山嶺が映る。これは出ていけないなぁ…。
帰りは、登ってきたのとは別の階段を降りて帰った。探索の帰り。気持ちよく行きたいものだ。
これは踊り場。
うわぁ…。
以下余談。
ホテルを出たあと、隣接している社にお参りしていった。
この社、斜面にそって参道が作られているためたどり着くのに少々の労力が必要であったり。
上から参道を見下ろす。そもそもこれは参道なのか。
横目にホテルが見える。客室も見ていったら探索に何時間かかったのだろう。